QC

第59回「KRT QCサークル代表発表大会」開催

2023年11月11日(土)に「第59回QCサークル代表発表会」を開催しました。
今回の開催は代表大会出場の全サークルが東京都内の会場での参加となり、大会の状況をオンラインで中継を行い、ほかの参加者はオンラインで参加するハイブリット開催となりました。(写真1)

全40サークルのうち、予選を勝ち進んだ10サークルが発表し、それぞれの改善、効果をパワーポイントで発表し、優勝を争いました。

見事【優秀賞】を勝ち取ったのは、「サークルKF4」(葛西流通センター)(写真2枚目)。【優良賞】は「チームきのたけ」(坂戸流通センター) (写真3枚目)、【努力賞】は「湾岸クラブ」(通関東京営業所) (写真4枚目)という結果になりました。

優勝した「サークルKF4」は流通加工のサークルで、チョコレートのアソート品作業の差益率向上について取り組みました。業務の問題点として非効率なやり方をしている人がいることと、適正人数が曖昧という問題に取り組み、道具を活用した様々なアイデアを活用したこと、作業手順書の作成などを行うことにより、改善前は5名だった作業人数を4名に改善することができました。そして、目標であった差益率の向上を達成し、波及効果として削減できた1名を他の作業へ回すことも可能となった取り組みとなりました。

この日は他に「カイゼン提案」の最優秀賞などの発表がありました。
カイゼン提案制度はこちら

QC小集団活動

メーカー各社で古くから品質改善の手法として活用されているQCサークル小集団活動を、川崎陸送では物流品質改善に応用しようと、1998年にスタートしました。小集団活動を通じて日々直面する課題と向き合い、業務の改善、品質の向上につなげるよう取り組んでいます。

職場毎に39サークル(2022年6月現在)が活動しており、成果は年2回開催の地区予選会・代表発表大会で発表され、優秀サークルは表彰されることになっています。

上の動画は、2012年11月に開催された第37回代表発表大会の様子です。このサークルは、トレーラーのタイヤの管理にスポットを当て、タイヤの偏摩耗やトレッドの剥がれを激減させるという大きな成果をあげ優勝しました。